28年、看護助手やってきたけど、60歳を迎えたら退職すると決めた Vol 2
病院に就職した当時、私は夫が務めている会社の社宅に住んでいて、職場から3キロほどで自転車でも通える距離だったのだけれど、社宅が老朽化して取り壊しが決まったのを機に家を買うことになり、私の母が一人暮らしをしていたので、私の実家になるべく近い所に家を買いました。
夫も通勤に1時間半かかっているけれど、私も、通勤が1時間を超えるようになってしまった。
家を買った頃は、通勤にこれぐらいは普通だと自分に言い聞かせて、なんとかこなしていたけれど、職場の近くに新しい国道が出来たら、なんと渋滞が解消するどころか、逆に渋滞が慢性的に発生して、通勤時間は1時間半になってしまい、50代も後半に差し掛かる最近は、さすがにきつく感じるようになりました。
私の働いている病院は、ブラックではないし、お休みもあるほうだと思うけれど、連休はあまり取れなくて、夏の休みだって4連休取るのが精一杯で(他の病院の人からは、そんなの普通だと言われそうですが)、年休も40日ぐらい残っているけど取れないままです。
なんか、自分の時間を返してくれ~と心の中が叫ぶようになってしまった。
最近は、年金の支給も65歳からなので、60歳で定年を迎えた後も再雇用で働く人が多くなってきて、それが普通なのかもしれないけど、自分はそれで本当にいいのかと何度も考えた。
世間一般的なことよりも、まず、自分の心に従うべきではないのかと。
幸い、多少の蓄えはあるので、60歳で今の仕事を辞めて、自分の好きなことを
やろうと決めました。
ただ、漠然と60歳の定年を待つのではなく、これから後4年、準備が必要です。
お金のことや、定年後の日々の過ごし方の問題や人付き合いなど、4年って長いようで
結構あっさり過ぎてしまいがちなので、その準備の記録を残していこうと思っています。