otonatsube’s diary

定年まで後数年、好きな音楽の話を中心に、日々の暮らしを綴っています

コロナが、ギター熱を再燃させてくれた

50代に入った頃から、薬膳を習ってみたことがありました。

病院で毎日のように癌の患者さんに接しているので、なんとか口から入るものから病気を予防出来ないかと考えました。

毎日の食事を季節に合わせたり、自分や家族の体調に合わせて作るようになれたらいいなと思ったのが動機だったのですが、毎日の献立を難しく考えるようになってしまった。

教室で出された課題に自分で考えたレシピを実際に作って写真も添付するっていうのがあったんだけど、食材を一つ一つグラム数で表示したりしなければならず、アバウトな私には向いてないなと思うようになりました。

自分にとって、本当にワクワクするものを考えたら、やっぱりギターでした。

教室に通ったり、トモ藤田さんのテープレッスンを受けたり、吉祥寺のジャムセッション講座に行ってたこともあったのだけど、家族の病気や介護で一時的にやめていました。

最近は何処かに行かなくても、YouTubeでギターを教えてくれる人が沢山いて、自分の弾きたい曲をどうやって弾けばいいのかも探せば出てくる。

すぐに上手く弾けるわけじゃないけど、この曲が弾きたいっていう気持ちって、続けていくのに何にも勝る気がします。

コロナで外出できない分、ギターに触れる時間が多くなり、旅行とか出来ないけど、毎日ギターが弾けるし、冷蔵庫の中にあるもので適当に食事を作ってご飯が食べられているし、私って結構、幸せじゃん  って思えるようになってきました。

50代、60代でになって、定年後に何かしようと資格を取ったり、自分探しをする人って結構いらっしゃると思いますが、お金かけて頑張らなくても、案外身近にワクワクすることはあるのかも知れません。